4/28 パリ2日目 その2 オルセー美術館
ヴェルサイユ宮殿を見学した後はパリへ引き返しオルセーへ。
ここは木曜日は夜遅くまで見学が可能で、木曜日の今日、時間を有効活用しようとやってきた。ちょっと自分でも詰め込みすぎだとは思っているが。
クレサンジェ 蛇に噛まれた女
19世紀のパリでも卑猥か芸術かという論争はあったようで、この作品でも大いにその議論が繰り広げられた。卑猥かどうかという論争の他にも名だたる画家や彫刻家、事業家の愛人であったサバティエ夫人の裸をそのまま型どっていることがわかりその議論の火にさらに油を注いだというスキャンダラスな作品だ。サバティエ夫人はあのボードレールも愛した女性であった。
ドーミエ/共和国
アルフォンス・オスベール/ビジョン
ミレー/落穂拾い
有名な絵だが、後ろに穀物の山があるのに落穂を拾わなければならない農民の姿を描いていること、つまり過酷な税の取り立てについて描かれた絵であるということに初めて気づいた。
ジャン=レオン・ジェローム/Two Italian Peasant Women and an Infant
ドラクロワ/ライオン狩り
アンリ・ルニョー/『ムーア王支配下のグラナダでの裁判抜きの処刑』
フェリックス・ヴァロットン「夕食、ランプの光」
とんでもない構図の絵。この作家は構図に凝っている。
フランソワ・ポンポン 白熊
形に迷いがなくて好き
モネ/日傘の女
モネ/国会議事堂
この絵は一度神戸でも見たことがあった。
カイユボット 床にカンナをかける人々
木の質感を描きたいがためにこんな作業を絵にしようと思ったのだろうか。
ゴッホ/自画像
ゴッホ/星降る夜
一筆一筆が本当に美しい
モンマルトルの丘の日が暮れる。時計を見るともう9時を過ぎていた。
軽い食事をとり、ホテルへ戻った。