私のヨーロッパ日記

2016年4月19日から5月3日までヨーロッパを周遊しました。その日記です。

4/28 パリ2日目 その1 ヴェルサイユ宮殿

パリ2日目は内容てんこ盛りなのでまた分けて記事とする。
まずは、ヴェルサイユへ。豪華絢爛フランス絶対王政の象徴である。

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まずは入り口から

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ヘラクレスの間。宮殿の中で一番大きな部屋。入ってすぐのいきなりの天井画に圧倒される。

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ヴィーナスの間

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鏡の回廊。マリーアントワネットとルイ16世の婚礼舞踏会が行われた。ヴェルサイユ条約もここで結ばれた。まさに豪華絢爛。

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王の寝室

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マリーアントワネットが使用した王妃の寝室

王宮内はとにかく豪華という言葉に尽きる。そりゃ革命もおきるわなと悪態の一つも吐きたくなる。

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庭園もまた広い

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これだけ広大な土地を整えるのに一体どれくらいの労力が必要なのだろうか

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宮殿の中の離宮へ行く為だけに約20分は歩かなければならない

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マリーアントワネットの領地へ続く道

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マリーアントワネットの離宮 小トリアノン イギリス式の中庭が美しい

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マリーアントワネットの肖像画

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礼拝堂だったか おしゃれな作りとなっている

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マリーアントワネットの部屋 本当にセンスがよい

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宮廷生活を嫌ったマリーアントワネットが作らせた宮殿の中の農村「王妃の村里」 彼女の実家オーストリアの田舎風にできている。

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宮殿の中に自分だけの農村を作らせたのがマリーアントワネットならば離宮に自分だけの市場を作らせたのが西太后だ。西太后は北京にある離宮頤和園に小さな街を作らせそこで買い物ごっこをしていた。世の東西を問わずして、いくら権力を持っても、庶民が味わう「生活の滋味」は忘れられないものなのだろう。

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「世間」から断絶された絵画のような風景の中にマリーアントワネットは生きていた。それはあのオーストリアの女帝マリアテレジアの娘として可愛がられ、オーストリアフランスの友好のために14歳で政略結婚をさせられた身である彼女が「世間知らず」なのはどうしようもないことだ。断頭台の露と消えた彼女であったが、彼女の人となりや美的感覚を慕う人は未だに多い。時代が違っていれば国民から愛された王妃であり続けたはずだ。