4/29 パリ3日目 パリ散策
パリ最終日。時間の許す限り色々なところへ行ってやろうと画策。
まず向かったのが映画「アメリ」の舞台となったモンマルトル。
さっそくアメリが働いていたカフェへ。
やっぱりクリームブリュレを食べてしまう。
表面パリッで、中はトロッと。で口に含むとふわっと消えてしまうような食感。これはうまい。
映画アメリの舞台となったことをとても誇りに思っているようでグッズがトイレに飾ってあった。
で、サクレクール寺院。昨日、オルセーから見た寺院だ。
サクレクール寺院から見おろすパリも趣がある。
このサクレクール寺院の前で黒人がミサンガを無理やり手首に巻きつけてこようとしたので日本語で怒鳴りつけると去っていった。後で調べると巻きつけた後に無理やり売りつけるのだとか。みなさまお気をつけください。
サクレクール寺院横のテルトル広場は似顔絵師の集まる広場。
描いてもらっている人もちらほら。
ルノワールの絵で有名なムーラン・ド・ラ・ギャレット。レストランになっている。
モンマルトルにあるブドウ畑
このあたりは探索すると楽しい
こちらもアメリのロケ地。
思ったよりも時間をかけて探索してしまった。
1900年のパリ万博の年に作られたアベス駅。アールヌーボーの地下鉄入り口は当時のままだとか。ここで地下鉄に乗り昼食をとるためにマレ地区へ
友人に教えて貰ったGlouというお店
炭酸水で乾杯
前菜のサラダ。食感が面白くとても美味しい。
アフリカ風鳥煮込み。鳥の柔らかいこと柔らかいこと。さすがフランス。美味しい。
デザートのフレンチトースト。口でとろける。
これで20ユーロだったかな。非常に美味しい食事をいただきました。
教えてくれた友人ありがとう!
で、近くのピカソ美術館へ。
ピカソらしくない絵
自画像
この人は本当に多芸だ。いろんな表現方法をもっている。
ああ、こういう感じがたまらなくいいのよね。ピカソって。
ピカソ美術館を堪能した後は、もっともパリらしい街が見たければ行くべしと言われたサンジェルマンデプレへ
ちょっとその前にシュークリームでエネルギー補給。クリームが濃厚でうまかった。
サンジェルマンデプレに到着。有名なカフェだね。
いかにもパリという街並みを満喫。
そんなおしゃれな街で見つけたおしゃれなレストラン兼薬局。この格子柄、たまりません。こんな店開きたいな。なに売るのか知らないけど。
見た見た、というわけで再び地下鉄で北上しシテ島へ。オランダの友達に見た方がよいと言われたサントシャペルへ。
まずはサントシャペルの横のコンシェルジュリーへ。ここはマリーアントワネットが処刑される前に幽閉されていた牢獄。
実際に使用されたというギロチンの刃。ちなみにフランスは現在は死刑制度を廃止している。
一番人だかりができていたのはやはりマリーアントワネットが幽閉されていた部屋。復元だが最後はこんな部屋で生活を余儀なくされた。これでも他の囚人に比べればよい方だったそうだが、昨日みたベルサイユの暮らしと比べれば大変な落差だ。どういう気持ちでこの部屋で自分の運命を受け入れたのだろうか。
コンシェルジュリーの見学の後は、サンシャペルへ。
一階も十分美しい。ただ、本当に美しいのはこの2階だ。
思わず声を上げてしまうほどの美しいステンドグラスの教会である。ステンドグラス越しに差し込む光がそれぞれの色を帯びていたるところで舞っている。本当に美しい。しばらく座ってぼっと見ていた。
サンシャペルを出たらもう時間は16:00を回っていた。疲れていたが、最終日だと、頑張ってロダン美術館へ。お目当てはもちろん…
彼である。考える人。彼の前にベンチが備え付けられており彼が何を考えているのかを考えてみたが、結局はわからなかった。
ロダン美術館に行って思った感想は、ロダンは本当に人間が好きだったんだなあということだ。
いろんな愛の形を彫刻として残している。
そして考える人と双璧をなす地獄の門もあった。
結局考える人がいるんだけどね(笑)
で、ロダン美術館を見た後は、凱旋門へ!
パリも見納め。きちんと定番を押さえました。
で、最後はパリの現代美術も押さえておこうとポンピドゥーセンターへ。
いきなりパリらしくない建物。
このあたりもう、さすがに疲れて覚えておりません。。。ただポンピドゥーセンターでは作品というよりも、本当に多くの学生が図書館で勉強していたのが印象的でした。
そしてポンピドゥーを出たのが9時ごろで食事へ。昼よく食べたので美味しいものを少しだけ食べたいとこれまた友人に教えて貰ったお店へ。
ああ、いちいちおいしくておしゃれだよ。フランスは。これでワインを飲んでいるとたまたま横に座っていた人が大阪から来た人で楽しく旅の話をした。これからイスタンブールへ行くという。よい旅を。
ということでパリの3日間は終わった。この街は本当に魅力的な街だ。地下鉄の駅一つ一つが個性的でどこで降りても楽しく散策することができる。また美術館やアトリエ、ストリートミュージシャンやアーチストもたくさんいて、自分でも何かやってみたい気になる。もう一度来たいと思う街だった。多分何度か来るだろう。
そして明日はついにユーロスターで最終目的地、ロンドンへ向かう。